Bluesky Frame Rate Converter Version 3.0.0 を公開しました。
・144Hzモニタ用に24pを72pに変換する機能を追加144Hzモニタ上で24pコンテンツを再生した場合は自動的に72pに変換されます。
・60iを24pに変換(逆テレシネ)してから60pへ変換する機能を追加「レート変換」設定にある「60i (24p)」のチェックをオンにすると、60iコンテンツ再生時に逆テレシネにより24pに変換してからAMD Fluid Motion Videoにより60pに変換される様になります。
なお、この設定をオンにした場合に、元が24pではないコンテンツを再生するとカクつく様になるので注意して下さい。
・ブレンドフレームを減らすための「アンチフレームブレンドモード」を追加「品質」設定の「アンチフレームブレンドモードを有効にする」のチェックをオンにすると、動きの速いシーンでもブレンドフレームが出力されにくくなります(全く出力されなくなる訳ではありません)。
ただし、フレームブレンドではなくなったが故に、シーンによっては崩れた様に表示されやすくなるので注意して下さい。
・デインターレースモード(自動・ベクター適応・適応ディレクション)を指定出来る様にした指定は「品質」にある「デインターレースモード」から行えます。
・自動
基本的に、APUのVEGAは「適応モーション」、それ以外のAPUおよびdGPUは「ベクター適応」で動作します。
・ベクター適応
「適応モーション」より高品質なモードです。
・適応ディレクション
Radeon GPUで利用可能な最も高品質なモードです。
なお、「自動」以外では正常に動作しなくなる場合があります。
・色フォーマット変換にディザリング機能を追加Adrenalin Edition 18.4.1以降でドライバの不具合により10bitを8bitに変換した際に色がおかしくなるのを回避するために独自実装した変換処理にディザリング機能を追加しました。
・Radeon RX 400/500/VegaシリーズにおけるHDRコンテンツ再生時の処理を変更従来はそのままではバンディングノイズが酷いためにドライバ側の機能を利用してSDRへ変換(さすがにこの処理にはドライバでもディザリングを行っているため)していましたが、その必要がなくなったのでこの変換を行わない様にしました。
・BlueskyFRC UtilityのUIを変更「品質」設定はレート変換に関わる設定のみとし、「ビデオ品質フィルタを有効にする」設定は新たに追加した「ビデオ品質フィルタ」タブに移動しました。これに伴い、別画面で設定していた品質フィルタのモード等はそのタブで画面遷移なく設定出来る様にしました。
「デコード」設定は新たに追加した「その他」タブ内に移動した上で、32bitと64bitの個別設定を廃止して一括で設定する様に変更しました。また、「設定」ボタンを追加し、デコーダの設定を行える様にしました。
「接続時のレートチェックをスキップする」設定を「その他」タブの「オプション」内に移動しました。
メインメニューにあったDirectShowフィルタの登録および登録解除を「その他」タブの「DirectShow フィルタ」内に移動しました。
「状態」の「VpMode」でAMD Fluid Motion Videoが動作している場合は「Progressive (Frame Interpolation)」と表示していましたが、「AFM」と表示する様に変更しました。なお、60iで24p化してから60pに変換している場合は「Deinterlace + AFM」と表示されます。
また、24p->72p変換機能の追加に伴い出力レートが60fps一定ではなくなったので、新たに「OutputFrameRate」を追加した上で従来の「FrameRate」を「InputFrameRate」に変更しました。
・細かな改善、変更および修正
https://bluesky-soft.com/BlueskyFRC.html