Bluesky Frame Rate Converter Version 2.13.0 を公開しました。
・ビデオ品質フィルタでディテールフィルタのモード(エッジ強調・ディテール強調・超解像)を設定出来る様にした
・ビデオ品質フィルタでノイズフィルタのモード(時間軸ノイズ除去・動き補償時間軸ノイズ除去)を設定出来る様にした
・ビデオ品質フィルタでモスキートノイズ除去、ブロック解除および輪郭矯正解除を設定出来る様にした
・ビデオ品質フィルタでダイナミックコントラストのモード(非適応・コンテンツ適応)を設定出来る様にした
・ビデオ品質フィルタで色フィルタのモード(色の振動・色の拡張)を設定出来る様にした「ビデオ品質フィルタを有効にする」の右横にある「...」ボタンを押すと表示される「ビデオ品質フィルタ設定」画面から設定可能です。
・カスタム鮮明度
「Radeon 設定」の「カスタム鮮明度」でコントロール可能なフィルタの有効化・無効化またはモード設定を行います。
「有効」または選択可能なモードに設定したフィルタは「カスタム鮮明度」が「オフ」の場合は効かず、「低」・「中」・「高」で効く様になると共にその強さが設定に応じて変化します。
「無効」に設定したフィルタは「カスタム鮮明度」の設定に関わらず効かなくなります。
・カスタム色相/彩度
「Radeon 設定」の「カスタム色相/彩度」でコントロール可能なフィルタの有効・無効またはモード設定を行います。動作についてはカスタム鮮明度と同じです。
・ブロック解除
ブロック解除の設定を行います。
※注意
非対応のGPUではフィルタを「有効」に設定しても実際には効かず、フィルタのモードについても実際には効かないか、別の(対応している)モードで動作します。
例えば、RX 460では全てのフィルタおよびモードに対応しているのを確認しているので、RX 400/500シリーズ(おそらくVegaも)については全て利用可能ですが、Radeon 7750ではディテールフィルタはエッジ強調のみ動作、ノイズフィルタは時間軸ノイズ除去のみ動作、色フィルタは色の振動のみ動作、ブロック解除、輪郭矯正解除およびダイナミックコントラストは動作しない、といった具合です。
「自動」設定時の動作については、RX 460の場合は、ディテールフィルタ(ディテール強調)、ノイズフィルタ(時間軸ノイズ除去)、ダイナミックコントラスト(コンテンツ適応)のみ動作、Radeon 7750の場合は、ディテールフィルタ(エッジ強調)、ノイズフィルタ(時間軸ノイズ除去)、モスキートノイズ除去および色フィルタ(色の振動)のみ動作します。
(実際の動作はお使いのドライバのバージョンやその他の要因によって異なる可能性もあります。)
・Radeon RX 400/500/VegaシリーズにおけるHDR10コンテンツ再生時の処理を変更・Zero-Copyモード有効時のEnhanced Video Rendererにおけるビデオ品質フィルタの動作を変更
Zero-Copyモード有効時はEVR内でフィルタが効かなくなるため、「ビデオ品質フィルタを有効にする」がオフの場合でもBlueskyFRC内でフィルタが効く様にしていましたが、本バージョンからはこの設定をオンにした時のみ効く様に変更になり、オフのままだとRadeon設定のビデオ設定に関わらずフィルタが効かない(カスタム明るさを除く)状態になるので注意して下さい。
・BlueskyFRCUtilityのUIを変更
「デバイス」グループを削除、「品質」グループを追加し、「GPU」設定は独立、「AFMモード」設定および「ビデオ品質フィルタを有効にする」設定は「品質」グループ内に表示する様に変更しました。
・細かな変更と修正
https://bluesky23.yukishigure.com/BlueskyFRC.html