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A's Video Converter Version 7.0.0 Beta

A's Video Converter Version 7.0.0 Beta を公開しました。

・AMD Radeon RX 480/470/460のVCEを利用したH.265/HEVCエンコードに対応
ドライバ側に幾つか問題を抱えていて公開を見送っていましたが、ReLiveでHEVCエンコードが公式機能として実装されたので利用出来る様にしました。利用の際はCrimson ReLive Editionをインストールして下さい。なお、本格的な対応はSDK公開後になります。

現状、CBRだと異常にビットレートが低くなり、VBRでは定期的に画質が低下するのがハッキリ分かる場合があります(この点はReLiveの録画機能でも同様です)。

※Windows8.1/7における注意点
別途Windows10用のCrimson Editionが必要になるので、それをダウロードしたら、A's Video Converterの画面上で「入力」の「ファイルを指定...」からインストーラーを指定して「Completed」と表示されるまで待って下さい。また、内部MuxerはH.265/HEVCに対応していないため、別途外部Muxerを入手した上でそれを利用して出力する必要があります。

・ハードウェアエンコーダが使用するGPUを指定出来る様にした
指定は「設定」の「GPU設定...」をクリックして表示される「GPU設定」画面から行えます。なお、仕様上Windows7ではモニタに接続されているGPUのみ選択可能です。

・AMD VCE H.264 Encoderで外部Muxerを使って出力したファイルの再生時に画面下部に緑色のラインが表示される場合があった不具合を修正

・AMD VCE H.264 Encoderでインターレース保持エンコード時に内部Muxerを使って出力した際の問題を解消
エンコーダ側の不具合により内部Muxerを使って出力した際に縦の解像度が2倍になってしまう問題を解消しました。

・VCEまたはQSVでインターレース保持エンコード時にMP4Boxを使って出力するとスロー再生になる不具合を修正

・Microsoft H.265 Encoderで作成したファイルを再生した際に一部のデコーダで正常に再生されない問題を解消
エンコーダ側の不具合によりLAV Video Decoder等で再生した場合に映像が表示されず音声のみになってしまう問題を解消しました。

・Dolby AC3、ALACおよびFLACエンコードに対応
Windows10でのみ利用可能で、その他のOSではALACとFLACについては外部エンコーダでの対応となります。

・外部エンコーダを利用したAAC、ALAC、FLACおよびOpusエンコードに対応
外部エンコーダは以下のサイトからダウンロード可能です。なお、AACはNero AAC Encoderを利用しますが現在は配布されていません。

ALAC
https://sites.google.com/site/qaacpage/

FLAC
https://xiph.org/flac/index.html

Opus
https://www.opus-codec.org/

・複数のオーディオストリームを持つファイルの出力に対応
ストリームの選択はファイル登録後に「設定」->「ストリーム設定」をクリックして表示される「ストリーム設定」画面から行えます。なお、内部Muxerは複数のストリームには対応していないので、この場合は外部Muxerを利用して下さい(外部Muxerに設定後にストリーム設定を行って下さい)。

・5.1チャンネルオーディオに対応
ALAC、FLACおよび外部エンコーダ利用時に5.1チャンネルオーディオを受け付ける様にしました。

・MKVToolNixを利用したMKV出力に対応
以下からダウンロード可能です。
https://mkvtoolnix.download

・外部Muxer用に「タイムコードを利用する」設定を追加
外部Muxer利用時に可変フレームレートで出力したい場合はチェックをオンにして下さい。

・フォルダ監視で「サブフォルダを含める」および「起動時に開始する」設定を追加
「サブフォルダを含める」設定をオンにすると対象フォルダのサブフォルダも監視対象に含まれる様になります。「起動時に開始する」設定をオンにするとA's Video Converter起動時に自動的にフォルダ監視を開始する様になります。

・Avisynthフィルタ使用時に変換出来ない場合があった不具合を修正

・多数の変更と修正

http://bluesky23.yukishigure.com/AsVideoConv.html

Crimson ReLive EditionのVP9デコード支援

Crimson ReLive Edition 16.12.2が公開され、「Fixed Issues」に以下の記述がありました。

・Chromium may fail to utilize hybrid decode for VP9 content.

ですが、先に書いた通り「VForceOCLVP9」は「0」のままでChromeでも相変わらずデコード支援は有効になりません。

色々調べた結果、どうやらコマンドラインオプションに「--enable-accelerated-vpx-decode=2」を指定するとデコード支援が有効になる様で、実際、chrome://media-internals(こんなものもあるんですね)で「video_decoder」が「GpuVideoDecoder」になっているのも確認出来ましたが、この状態だとDXVAの命令は実行されていません。

このオプションは、1=Microsoft、2=AMDとなっており、「Microsoft」はDXVAだと分かりますが、問題は2の方で、わざわざ「AMD」なるオプションが別に用意されているあたり、RadeonではDXVAではない処理でデコード支援が行われる(そういう手段が用意されている)様です。

オプションには「3」もありますが(全てを試行する設定)、今のところ「2」でのみ「AMD」の支援が有効になります。

いずれにせよ、デフォルトだと相変わらずChromeでデコード支援が有効になる事はありませんが、Crimsonのリリースノートでは、少なくともAMDのテスト環境ではデコード支援が動作している様な書き方なので、Chrome側のバージョンアップで動作が変わるかも知れません。

以下、VP9に関するまとめ。

・DXVA
Crimson ReLive Editionで対応したが、機能自体は無効化されている。

レジストリ(...\UMD\DXVA)の「VForceOCLVP9」を「1」にするかキー自体を削除する事により強制的に有効化する事が可能で、Chrome(デフォルトで)、Microsoft EdgeそしてMPC-BE(内部デコーダ使用時)等で動作する

・Chrome向け(?)のデコード支援
Crimson ReLive Editionで対応したが、Chrome Version 55.0.2883.87では、コマンドラインオプションで「--enable-accelerated-vpx-decode=2」を指定して起動しないと動作しない。

Crimson ReLive EditionのVP9デコード支援はデフォルトで無効?

Crimson ReLive EditionでVP9のデコード支援に対応したとありますが、DXVA Checkerで調べてみてもVP9は存在しないので調べてみると、レジストリのUMD\DXVAに「VForceOCLVP9」があってこの値が「0」になっていました。

そこでこのキーを削除するかもしくは値を「1」にすると「VP9_VLD_Profile0」が表示される様になり、

ChromeでもDXVAによるデコードが(効果はともかく)有効になる事が確認出来ました。

「VForceOCLVP9」はinfファイルには「ati2mtag_SoftwareDeviceSettings」内に記述されているため、GPUによって結果が異なるという事はないはずなので、デフォルトでDXVAによるVP9のデコード支援が有効になる事はないと思います(リリスノートで対応を謳っておきながらこれは・・・)。

それとも(考えにくい事ですが)ReLive Editionでの対応はDXVAではなく独自APIでの対応となり、GoogleがAMDからその仕様を受け取って個別対応したとか?

何にせよ現時点で真相は不明です。

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